2008年12月4日木曜日

The Priests



ザ・プリースツ(The Priests)
 その名のとおり、
 ローマ・カトリック神父様たちのCDデビュー!
 
IL DIVOの新譜を買いに行ったとき、たまたま、試聴ブースに通りかかって偶然見つけたCD。
この手のモノに対する犬並みの嗅覚に、われながら恐れ入る(ここ掘れ、ワンワン)。

この3人の歌声、さすがに神に仕えるだけあって素晴らしいことこの上ありません。一人一人が甘い声を持っているため、3人の声が溶け合うと、まるでネクタール(神の飲み物)のように芳醇な味わいを醸し出します。
 「アヴェ・マリア」での輝きに満ちたハーモニー。
 おなじみの「天使の糧」での神々しい歌い口。
 通常ソプラノやボーイ・ソプラノで歌われるウエッバーの「ピエ・イエズス」での新しい味わい。
 全てが清々しく新鮮な響きに満ちています。

・ユージン・オヘーガン神父、48歳。
バリクレア、およびバリゴーワン教区の聖心教会、神聖家族教会に属する。
・マーティン・オヘーガン神父、45歳。
クシェンダン教区の聖パトリック教会(クライガ)、聖マリー教会、海星教会(カルラニー)所属。ダウン、コナー教区出身。
・デイヴィッド・デラルギー神父、44歳。
ハンナスタウン教区の聖ジョセフ教会、聖ピーター教会、ザ・ロック教会所属。ダウン、コナー教区出身。
(HMVより抜粋)

試聴で1曲目を聞いたとたん、全身に鳥肌が立った。IL DIVOどころではないのだ。
現役リアル神父の透明な声が耳に流れ込んだとたん、雷に打たれたような衝撃を感じた。ああ、神よお許しください~~と、わけもなくお祈りのポーズをとりたくなること必至。
神父様のお声を拝聴していると敬虔な気分を味わえる。


収録曲 
1. Ave Maria
2. Mit Wurd und Hoheit Angetan (From Die Shopfung)
3. Panis Angelicus
4. Irish Blessing
5. Benedictus
6. Plegaria
7. Pie Jesu
8. Hacia Belen
9. Abide With Me
10. Ag Criost An Siol
11. Domine Fili Unigente
12. Oh Holy Night
13. Ecce Sacerdos
14. Be Still My Soul

1. アヴェ・マリア (F. シューベルト)
2. 威厳と気高さを身につけ~オラトリオ「天地創造」(J. ハイドン)
3. 天使の糧 (C. フランク)
4. アイリッシュ・ブレッシング (B. チルコット)
5. ベネディクトゥス (R. アーウィン)
6. 祈り (F.M.アルバレス)
7. ピエ・イエス (A. L. ウェバー)
8. ベツレヘムへ向かって (スペイン古謡)
9. アバイド・ウィズ・ミー (W. H. モンク)
10. 神に実りの種を (S. オ・リアダ)
11. 主である、ひとり子~グローリア (ヴィヴァルディ)
12. オー・ホーリー・ナイト (A. C. アダン)
13. 見よ、これぞ大祭司 (E. エルガー)
14. ビー・スティル・マイ・ソウル (J. シベリウス)
15. 主よ、人の望みの喜びよ (J. S. バッハ) 【日本盤ボーナス・トラック

お気に入りは、No.1だけど、No.4,10も聞きほれる。

2008年12月3日水曜日

Il DIVO HP UK



HPプロモ映像の、in NYで4人がタイムズスクエアを(夜)散歩してる様子が見られる。
何がツボかというと、ウルスがぜんぜん楽しそうじゃないとこ。
いつものことだが、超不機嫌なオーラが出まくってます。無愛想なことこの上ない^^;
「早くホテルに帰って休みたい」って顔に書いてあった。

2008年12月2日火曜日

The Promise



20008/11/26発売の国内限定盤CD+DVD
ボーナストラック有

HMV池袋ではクラシックコーナーに置いてあるが、よそではどうなの?
特典にポスターをもらった。母が貼るだろう。

~感想~

パワー・オブ・ラブ:フランキー・ゴーズ・トウ・ハリウッド(FGTH)
 この曲がFGTHの曲だったなんて知らなかった。


ラ・プロメッサ
 オリジナル曲。これまでのアルバムの中でどれがベストかと聞かれたらまず、
この曲をあげるだろう。今一番のお気に入り。
彼らも言っているが「パセラ」に通じるものがある。
ウルスとディビッドの声が美しい旋律にとてもよく合っており、
カルロスのサビの声もうるさすぎず、聞きやすい。
最初聞いたとき、後に出てくるABBAの「ザ・ウィナー」に何となく似てるなと思ったけど・・・。


アダージョ:(アルビノーニ)
 誰もが知っている、もっとも有名なバロック音楽のひとつ。
ウルスのリードは妥当でカルロスの抑えた歌唱も好ましい。
ウルスの低音も聞けてなかなか情熱的作風でよろしいのだが、
クライマックスがあまりにも盛り上がりすぎで、
「アダージョ聞いてたはず?」と混乱して終わってしまう・・・なんだかなあ。

ハレルヤ:(レナード・コーエン)
映画の挿入曲でよく聞いたような気がする、何だったか忘れたけど。
ウルスの裏声、裏声じゃないが^^;「はれる~~や~~」のところが好き。

アイ・ニュー・アイ・ラブド・ユー:
(映画〔ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〕)
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の曲といえば、
あの乾いた枯れた陰気なテーマ曲しか思い出せないが。
オーケストレーションがとても良い。デビちゃんの声で終わる曲が好きだ。

エナモラーダ
 カルロスの歌でしょう~~

アンジェリーナ
 アンジーがうらやましい。

ザ・ウィナー:(アバ)
 アバのアルバム「スーパー・トゥルーパー」持ってたな~
「ハッピー・ニュー・イヤー」という曲を新年と同時にレコードかけたりしたな~
どの曲もドラマチックなのだが、この「ウィナー」という曲は目の前にドラマが展開するかのようだ。
誰もがこの歌詞のような経験をしたことがあるはずだ。ABBAの時はアグネッタの声が切なかったが、
この曲ではデビちゃんの歌声が胸にしみる。


ラ・ルーナ
 オリジナル曲は似たようなのが多いな。

シー:(シャルル・アズナブール)
 映画「ノッティングヒルの恋人」は映画館で2回観た。
その時「She」が(アズナブールのもコルテスのも好きだ)気に入ってサントラも買った。
しかし、DIVO版は、セブのリードで始まる始めのほうは良いが、終わり方に不満。


アメイジング・グレイス:(トラディショナル)
 アカペラで通して欲しかった。バグパイプはいらん、と私は思う。

ボーン・アゲイン:(ビリー・プレストン)
 国内盤ボーナストラックである。
サビはカルロスでシメはウルスで落ち着く^^;DIVOらしい1曲だと思う。

雑感
 インタビューで、カルロスのイングリッシュがうまくなったような・・・

 先日、久々に映画「ロード・オブ・ザ・リング」を観ていて、冒頭のフロド(イライジャ・ウッド)登場のシーンで
「誰かこんな顔最近見たよな・・・」と思ったらウルスだ。激似だ、目の色は違うけど。

 セブ、すっかりお父さん。しあわせなのね。

 デビ、あなたソロアルバム出しましょうよ。WSSのトニーで「マリア」が聞きたい!

来年の来日コンサートが楽しみだ。